少年兵と日本人青年が繰り広げる現代戦争漫画「マージナル・オペレーション」を紹介したい

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アニメ化するコンテンツが足りなくて、最近は既存アニメ化作品を改めて映像化するプロジェクトが増えてきてますよね。シャーマンキングの再映像化は、ドンピシャ世代としては、結構ムネアツです。かっきです。

マージナル・オペレーション=現代の戦争を描く

今日はマージナルオペレーションっていう漫画をご紹介したいです。原作は小説(ライトノベルかな?)なのですが、私は漫画をお勧めしたいです。

題材は、戦争。
時代は現代です。長い間ニート生活の続いた青年・アラタが、オペレーターとして東南アジアで起きている戦争に介入していくといったストーリー。

主人公アラタの心の機微が良い

アラタは、強い戦士などではなく、現場の人を動かす指揮官、オペレーターとしての才能が開花します。しかし、それは自発的なものではなく、待遇の良い会社に入社したら、実は民間軍事会社であったことが起因しているものです。

さすが漫画の世界。民間軍事会社なんてないでしょ。とは思ったものの、描写がリアルであったり、戦争のきっかけが自身の生きる日常に関係するものでもあったりと、かなり身近に感じられます。

なので、アラタがオペレーターとしての成長する過程は、意外と他人事ではないんだなと。共感できる描写やストーリーが多いです。東南アジアが舞台ではあるものの、途中日本編もあったりするので、余計に身近に感じられます。

なにしろ、日本で現代を生きる若者が戦争に関与していくストーリーなので、アラタの心の機微は痛い程に理解できます。オペレーターなので、ボタンや指示1つで人が死ぬということを理解した時のアラタの葛藤は、非常に読んでいて心が苦しいものでもありました。

経験や場数をこなしていくうちに、戦争を行う国々では、名の売れたオペレーターとして、活躍の場が増えていってしまいます。それと同時に、戦争のある日常になじんでいくアラタは、表情や感情が失われていきます。

そんな主人公を回りのキャラクターたちが支えていくというのも、マージナル・オペレーションの魅力でもあります。

戦争で戦う子供たち

この作品は、戦争で使い捨てにされる”少年兵”もテーマになっています。
最初に派遣された戦争で少年兵が消耗されていく様をみたアラタは、彼らを守らなければと考えます。

ただ、少年兵は戦うことしかできない。

アラタは少年兵を率いて、彼らが戦わずに済む世界をつくるために、戦争に参加していきます。少年兵たちはそんなアラタの思いも理解した上で、アラタに惹かれてついていく。そんな関係ができあがっています。

少年たちは自分たちのことを大切に思っていくれるアラタが大好きで、だからこそアラタのために戦いたいと思っている。日常を描くシーンでは、ほのぼのとした描写や、少年兵たちとの生活でアラタに笑顔が戻ったりと、「アラタ、良かったね」と、ふと感動してしまうこともあります。

戦争の描写、面白い

アラタはオペレーター、指揮官であり、かつ舞台は現代です。
そして、戦うのは少年兵たち。
戦車やミサイルを使った現代の戦争ではなく、小規模の編成でいかに紛争を止めるかという点が描かれています。

戦争において、どれだけ指揮官の役割が重要かがわかります。
アラタの的確な状況判断や兵の操作が、紛争を止めていく様や敵を倒していく様は非常に痛快です。小規模でも、少年兵でも、指揮官次第では戦えるのだなと考えさせられます。

ビジネスでの現場にも通じるものがあるのかなと思います。
少年兵の長所に合わせた育成や編成、教育がなされて、現場で経験を培っていく。戦争や日常の描写の両方が描かれるからこそ、キャラクターへの思い入れも大きくなっていきます。

ぜひご一読を

漫画版は14巻まで出ています。どうやら100万部を超えるヒット作品になっているようなので、読んでいる方も多いかも?

特に序盤のプロローグ、キャンプモリソン編、日本編までが個人的に好きです。
ぜひぜひ、ご一読をお勧めします。戦争が題材なので難しいかもしれませんが、アニメ化もするんじゃないかなーとは思っております。

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